『日本の大企業 成長10の法則』

日本の大企業 成長10の法則 失われなかった30年の経営(日経BP 日本経済新聞出版

 

トヨタ自動車、ソニーグループ、ダイキン工業、大和ハウス、村田製作所、信越化学、コマツ、テルモ、中外製薬、ヒューリック、みずほ証券、りそな銀行、野村総合研究所、良品計画、伊藤忠商事――これらの企業に共通するのは伝統的大企業でありながら、「失われた30年」を払拭し「繁栄の30年」を経験したことです。コーン・フェリーのシニア クライアント パートナー綱島邦夫が企業経営者たちと対話を重ね、日本の大企業の成長力を復活させるための「10の法則」と「5つの処方箋」を導き出し、書籍に落とし込みました。企業経営者はもちろんのこと、一般のビジネスパーソンにも大きな示唆を与える一冊です。

書籍概要書名:日本の大企業 成長10の法則 失われなかった30年の経営著者:綱島 邦夫発売日:2023年1月19日価格:2,970円(税込)出版社:日経BP 日本経済新聞出版出版社の関連ページ: https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/22/12/12/00555/Amazonページ: https://www.amazon.co.jp/dp/4296116339/

書籍構成序章 つらい仕事を愚直に続ける勇気

第Ⅰ部 失われた30年を振り返る第1章 1990年代――学ぶことを忘れた10年第2章 2000年代――官僚化する社員第3章 2010年代――経営者も社員も短期志向

第Ⅱ部 失われなかった30年を経験した伝統大企業の10の黄金法則第1章 「個」を活かす経営法則1――社員全員参加の経営法則2――中間管理職でなく中核管理職法則3――悪いヒエラルキーがない第2章 戦略よりも実行法則4――トップダウンの戦略経営をしない法則5――精密な中期経営計画をつくらない法則6――実行の仕組みとプロセスを執念深く磨く第3章 イノベーションに仕組みで取り組む法則7――顧客に憑りつき、顧客の回りを徘徊し、何かを感じる法則8――縦割りでなく横割りプロジェクトが組織を横断する第4章 威圧的でないCEO法則9――CEOが研修講師になる法則10――ハイカラでなく愚直。あまり目立たないCEO第5章 成長できなかった伝統大企業に学ぶ第6章 成長10の法則を超えて

第Ⅲ部 会社をつくり直す第1章 課長力を復活させる第2章 イノベーションの体制とプロセスをつくる第3章 社員の全員が顧客起点(ユーザー・イン)に愚直に取り組む第4章 経営者をつくり直す

終章 日本企業の未来を切り拓く

インタビューノート

著者紹介綱島 邦夫(つなしま くにお)コーン・フェリー・ジャパン シニア クライアント パートナーUniversity of Pennsylvania, Wharton School, Member of Executive Education Board慶應義塾大学経済学部卒業、米国ペンシルベニア大学ウォートンスクール卒業MBA )。野村證券で営業部門、企画部門の業務に従事した後、マッキンゼー・アンド・カンパニー NY 事務所に入社。国内外の様々な企業の戦略策定にかかわるコンサルティングを行う。マッキンゼー卒業後は、ラッセルレイノルズ、 CSC ComputerScience Corporation) インデクス日本支社長を歴任し、アーサー・ D ・リトル、ヘイ・グループに顧問として参加。ウォートンスクール Executive Education Board の理事を務める。著書に『成功の復讐 』『 社員力革命 』『 エグゼクティブの悪い癖 』『 役員になる課長の仕事力 』『 事業を創る人事 』『 強靭な組織を創る経営 』『 ジョブ型と課長の仕事 』など。

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