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何が日本の経営者を迷走させたのか(日経BP 日本経済新聞出版)/綱島邦夫 (著)
カタカナ語の濫用や米国的経営への幻想など日本企業の停滞要因を鋭く指摘し、「仕事の作業化」と徹底的に闘い、「顧客」「営業」といった日本語に込められた日本固有の価値を再評価することを説く一冊です。
書籍構成
第Ⅰ部 捨てるべき米国由来の六つの流行
第1章 カタカナ言葉が蔓延している
第2章 米国伝統企業の失われた40年
第3章 「選択と集中」「全体最適の経営」「中期経営計画」の意義を疑う
第4章 米国流コーポレートガバナンスの背景と目的の無理解
第5章 人的資本経営の途上国である米国から学べることは少ない
第6章 「両利きの経営」という言葉に安易に踊ってはいけない
第Ⅱ部 日本企業の成長力を復活させる六つの指針
第7章 仕事の作業化と鬼のように闘う
第8章 米国企業にはない日本企業固有の力を磨く
第9章 世界の知恵を日本に生かす
第10章 現場主義と戦略的思考の限界を知り、GAFAMの空想力を学ぶ
第11章 日本人中心主義の限界を知り、国際的チーム作りに挑む
第12章 Growth Mindsetで社会と地球の課題を解決する事業を創る
著者プロフィール
綱島 邦夫(つなしま くにお)
コーン・フェリー・ジャパン コンサルタント、経営力研究所代表。慶應義塾大学経済学部、米国ペンシルベニア大学ウォートンスクール卒業(MBA)。野村證券で営業部門、企画部門の業務に従事した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーNY事務所に入社。国内外の様々な企業の戦略策定にかかわるコンサルティングを行う。マッキンゼー卒業後は、ラッセルレイノルズ、CSC(Computer Science Corporation)、インデクス日本支社長を歴任し、アーサー・D・リトル、ヘイ・グループ(コーン・フェリーの前身の会社の1つ)に顧問として参加。ウォートンスクールが日本企業を対象に開発した女性幹部育成プログラムのアドバイザーを務める。著書に『ジョブ型と課長の仕事』『強靭な組織を創る経営』『役員になる課長の仕事力』(以上、日本能率協会マネジメントセンター)、『日本の大企業成長10の法則』『事業を創る人事』『エグゼクティブの悪い癖』『社員力革命』『成功の復讐』(以上、日経BP)など。